約 1,447,240 件
https://w.atwiki.jp/taikaisyu/pages/231.html
種族 人間 半妖精(トロル人) 血縁 所属 モンド ヨウの転送場 ヨウの転送場でンチャボコたちの前に働いていた前任者。親方魔法則師。 言動がオカマ風である。 + アスが時折びっくりするほど恐ろしく感じるとの言から、アスの後ろのソロモンを感じている可能性がある。 モデルはさかなクンらしい。
https://w.atwiki.jp/duma/pages/21.html
メタ的な部分と作品中のことゴチャ混ぜ これを書いている時点で一回何も考えずに通読しただけなので もう一回読んだら違うこととかもあるかも 凡蔵稀男 マナは回復するのか?罰犬戦の「残りの人生棒に振って保有するマナすべてぶち込んだら」というセリフからすれば回復しないブラフの可能性も大きい 使用状況的に、回復しなかったら話が破綻するほどは使っていないと思われる。数えてないけど多分と思ったら数ページ後で全部使ってから全回復してた。あてがあれば回復できるしなければ無理というところ? 1%が「残りの1%」であればどんどん弱まるが使い切りはしない でも回復しないならレプラコーンが自販機に使うことは止めるはず サキュバスにチューしたりアラスカ人(アラスカはアメリカだ!)とバッコンしてたやつはどうしたのか? 女体恐怖治療にコミットしてないよね?見た目でわからなかったんだけどあれは純子らしい。たしかに話からすりゃそうだ。再独自に確認しよう 女体化について。あの不思議世界であっても、おっぱいが付いてさえいれば別人と信じて疑わないらしいこっちから見たら不思議世界だからってそれは偏見だ(笑) セーラームーンがちょっと変な仮装をしただけでまったくバレないのと同じか ソロモン 背後霊モードではタロット・アスに装飾したような姿だが、これは「かつてのソロモン」と同じ姿なのか?同じだったらバレちゃうだろ 逆に違う場合、操り人形の姿を本人が纏うのは変ではないか? プライド高いのに 二部ではリアクション芸人と化している彼だが、芸人業は最初からだったのか、最近活発になってきたのか?回想である二部プロローグで既に元気なので、作劇上読者には明かされなかっただけでタロット・アスが登場して以降はずっとリアクションを取っていたと考えられる タロット・アスが自宅に帰ったときに地上に三人を見つけたときには小躍りしたに違いないパロで「もしソロモンがずっと読者に見えていたらバージョン」とかあったら面白いかも 制限があるのは実際に他人からも見える状態で現出して世界に影響を与えることで、背後芸自体は無制限だろう メフィストいわく「ベールゼブブもろくに存在級位を凋落させることすら叶わず敗退した」とあるが、漫画的には十分すぎるほど凋落している(笑)。何かキャラクター性をひっくり返すような仕掛けがあるのか? 今さら「わしこそ真のソロモンじゃ」とかはないと思うけど稀男が「これからはふざける。ギャグマンガなら死なない」的なことを言っているが、ソロモンのギャグが増えていることもこの影響で、稀男は知らずのうちにソロモンの力を落としているのかもしれない 仮にこの漫画が未完に終わるとしたら、語られることにより弱体化することを恐れたソロモンの仕業だろう(笑)その場合は俺も恐ろしいのでこのページを消してそんな漫画なかった事にします 普通上位の世界に触れたものはこの世界の些末なことがどうでもよくなるという表現が多いが、ソロモンは違うらしいちょっと転んだだけで切れる自分を維持したままで解脱している タロット・アス かわいいよね二部でちゃんとついていることが明確にされた。でもむけてないしはえてない。ソロモンのプライド的に問題はないのか?個人的には漫画でよくある見た目が子どもっぽいだけのパターンだと思っていたので成熟してないのは意外 ソロモンの動向が最初に明かされたときには「(ソロモンが)潜り込んだ」と表現されているがピュアからは「タロット・アスの存在自体がおかしい」と言われている。前者ならアス自身は普通の人間っぽいが、後者からは作りものという印象を受ける。作りものならもうちょっと何とかならなかったのか? どうでもいいが、稀男の変身は克服されても女体化のまま。「最も嫌なもの」を参照指定ではなく即値で指定したのだろう参照の方が嫌らしいが、できないのかも あまりにも堂々としているので忘れそうになるが、アスタロトとのアナグラムは意味があるのか? ルービックキューブは知らない、ブラックジャックは知ってる、将棋は知っているが人並み ハオウ・シャミール 切れ長の目をした長髪イケメンが出てくると思ったボクがバカでした 病気が治れば教祖のおかげ、死んだら信心が足りないからという典型的カルト レンタ・リース おまええええぇえぇえ! ロックヘイムの寝床を説明するシーンでなぜ出てこないいいいぃぃぃいいいい! ベタなあれだけど、こいつチョコ食べられるとしたら死ぬ時じゃね? リリス 逆さ吊りなのにおっぱいは通常モードのまま。まあそんな常識が通用する空間ではないのか 東郷仁 こいつって死ぬほどのことはしてないよね(自殺だけど)稀男もかなり殺る気マンマンの策だった気もするが、それは仁の強さゆえ手が抜けなかったのであくまで要求は自首、仁を殺したのはやはり「東郷」か レックス 人間爆弾能力って蛇足じゃね? なんかハンターハンターみたいだしこの漫画の能力の中で浮いてる [部分編集] エピソードガイドかっこわらい ウェンティゴ 「まだボロを出してるのが分からないのかウェンティゴ」 一回目まったく分からず、二回目もよく分からずちょっと考えてこれかなと思ったんだけど、wikiにある一回目の憑依タイミングは間違いではないか?遠くから日本語でわめいた後、屋内へ移動する間に憑依されたのだと思う。で、屋内で使われてるのは英語。ウェンティゴ:映像しか見られないので、ルーサーの映像からてっきり英語ができるものと思い込んだ。謎の来訪者を迎えるのになぜ子どもがいるのかという点に考えが及ばなかった。 アラスカ人:さっき日本語でわめいていたのに英語を話すのでバレバレ。 稀男:ぶっつけ本番でウェンティゴに見せる映像をコントロール。流石主役 一つ目の心臓をやられてぶち切れているように見えるウェンティゴも、自分が日本語を話せることはしっかり伏せている。 縦書きと横書きのルールがいまいち分からない。自分の解釈では両方英語と思われる部分でも縦書きと横書きがある 三人が寝入ったあとウェンティゴがむっくりと立ち上がるシーン、ちゃんと想像してみるとメチャクチャ面白いギャグである。スゴク怖いシーンなのに平気で寝ていて、それに怖さの元凶が突っ込む。 ただ、語学力をトリックに使う割には「話し方はどうやってラーニングしてるの?」という疑問もある憑依対象は二回とも希男なので、残り二人が正解について無知であり、就寝までの希男の言動をこっそり聞いていたと考えれば判断材料は二人と同じであるので問題ない 二回戦はとくに分かりにくいところはないが、稀男が飛び降りる描写が妙に大げさなので何か特別なことをしたのかと思ってしまって理解しにくかった ヴァンパイア 降りられなくなったポォを助けるため上着を敷くが、ポォの着地の瞬間もう羽織っている。1コマであっても時間の幅はある漫画的表現か? wikiを読むまでシャクヨウの操り能力が分からなかったヘイスティングスはルーサーにあてられる。ルーサー達は吸血鬼の顔を知らない レモンはポォの代わりに撃たれるレモンをポォと思わせたのはどうやって? 幻術的なもの? 女木常を見る限り、ヴァンパイアがどれだけいてもタロット・アスとの戦いでプラスになるとは思えない。 最後のトラップは無茶苦茶に見えるが、偶然起こりうることであればマナを使えば起こせる。 出口 なんで稀男がトンネルにいて、しかも市電を運転しているのか分からない死体を運ぶ特別な車両か? レックスはリーブを蹴った跡すぐにトンネルを去った 人々を元に戻したからくりが分かりにくい実際に口に入れるカットがないので分かりにくいが、稀男は自分が椅子にしていた人間に箸で食べ物を与えた。それによってマナ能力が発動し復活。それと同じことを教員がしている。 偶然を操るマナでどうにかなることなのか 作者がいいって言ってんだからいいんだよ 「忍……一緒には行けねえよ」のちに天下一武闘会で語るレックスの言い分とこの時点でちゃんとつながっている 手を振られて石を手放すが、振り返すには至らない 絶対失敗神獣グレムリン レックスは見切りをつけてもすぐには殺さないらしい 案内忍が死んだ街はふざけたデザインのビルがあったが、いつもの街ととなり町らしい 正直この話の焦点であるファージャルグを倒したトリックもレックスにデスノートが効かなかったのも分からない。誰かガイドして上空に逃れることでデスノート無効 ボタンに向けて落としだだけなのでグレムリン無効ここまではいいが、ファージャルグの「俺の方から」というのはどういうことなのか? レックスにデスノートが効かなかった方は本当にサッパリ。もしかして、ファージャルグの命が尽きるとマジックアイテムも無効になるということか? 塔の男 タロット・アスの初登場補正、とくとその目に焼き付けよ! 飛行物と落下物を明確に分けるのは無理なのでまあ言ったもん勝ち 入浴中の指先、アンブロシアをくれた後のつま先は何か?後で説明される複体の崩壊が始まっている。本物の意向に関わらずすでに死亡フラグが立っていた 本物戦、稀男は複体にしたのと同じ戦法を使うが、本物は土の精獣で弾く 稀男を退避させたのは誰か多分本物。 最後にチョコを食べられないのは悲しいシーンだが、後で分かる通りタロット・アスの生成する食べ物はカスである。良いのか悪いのか…… 人でなしの夢 タロット・アスは決して地面に何があろうが全然平気だから靴を履かないというわけではないらしい。普通の草でも痛いらしいじゃあ履いとけよ 前の登場でもそうだったけど、夢魔に関しては能力も戦いの駆け引きもサッパリわからん。誰か教えて夢魔は人(たぶん胎界主限定)を夢見人にし、夢世界をつくる 夢世界では夢見人が思ったことが現実となる。夢魔は夢見人を誘導して目的を果たそうとする 初登場話「夢魔」での夢見人は魚成勇。突然稀男が怪我したのは勇がそう信じたから。夢魔の目的は胎界主魚成勇と誓約を交わすこと稀男はばあさんの依頼を受け夢に侵入した。 「人でなしの夢」では「夢に出てくる物事を知っているのが夢見人」という理論により夢見人を突き止めようとするが、どう考えても自分しか知らないことが出てくる「夢魔」の時点で稀男は夢魔に関する知識を本から得ているのでこの理論は確実 サキュバス人魚フォームは稀男とトマトしか知らない、トマトはポォを知らない→上記理論にあう夢見人が存在しない →そう、夢見人は自分自身……の中の純子でした。というオチ、だと思う多分タイトルは夢見人が正式な人ではないことを示している&井戸人曰く人でなしの無我の夢のダブルミーニングか? ただ、稀男にも夢見人の夢世界を好きにする能力が備わっているので、結局純子が個人として夢見人なわけではない? この話で稀男が名前をつけてしまったので純子の存在が確立してしまったっぽい 各人の動向夢魔:胎界主を手中に収め、サタナキアが有利になるようにする 井戸人:夢魔を利用して稀男の主導権を握ろうとした 純子:夢魔を利用して名前を得た 稀男(無我):夢の正体には気づいたが、思うところあってネタばらしを引っ張った 夢魔とタロット・アスの会話で夢魔の近くに描かれているオレンジ色のものは何か? 靴?稀男が枕にしている自分の靴とは違うし、夢稀男のものでもない 夢魔のいた場所には夢を食うバクのぬいぐるみが 暴れる力 脳を止めて漫画を読む人(俺)には厳しい、昔の話とつながってますシリーズその2。昔の話のラストでニキは左腕を失い逮捕された。出所したと言ってるが文房具屋の話を見るにどうだか…… 禅寺の和尚にはなぜ勝てたのか。単なる時の運? ゼブブ「気がつかれた…(以下略)」「気がついた」のはニキではなくソロモン。レリムとの会談後のタロット・アス(ソロモン)の「ゼブブめ……」と対応している 各人の動向ソロモン:ゼブブの動きに気づいたよ ゼブブ:気がつかれたことに気づいた。ニキを利用してタロット・アスを仕留めようとする タロット・アス:幻術でニキをあしらいつつ、稀男たちから色々引き出そうとする ちょっと気になるのは「ソロモンが介入したら、必ず描写があるのか?」という点ゼブブはソロモンの力がそれほどでもないと踏んで殺しにかかったわけだが、ニキを一蹴したのはソロモンの介入あってのものなのかタロット・アスの実力なのか 誕生日 前話でレリムの報告にあった、ベリアル派の稀男とルーサー獲得の具体的な行動の話 「先日の夢魔がルキフグ派にとって最後のチャンス」「人でなしの夢」の夢魔はルキフグ派らしい。 同じ派閥ではあるが、後々の政争のため目上のアスを邪魔してでも稀男を自分の手柄にさせてもらうというのが夢魔がアスに言っていたことの意味か。分からなかった。 どうでもいいがどいつもこいつも稀男の人格入れ替えとか井戸人に主導権を握らせるとかそんなのばっかである。悪魔らしく誘惑してどうにかとかはないらしい。ある意味凄く人格を信頼されている主人公だ。 テルは死亡、ドジ(←苗字)の娘はレイプ後(漫画的に)行方不明?ウェイトレスが次々消える店、たまきの明日はどっちだ! ハウスマン戦稀男が1%で自衛した段階で、ハウスマンも言葉通りにマナを使っているなら一回だけ通常判定の弾が撃てるだけで残りニ発はゴミではないか?本人の言通り、影縫いがある。丸も「いろいろと頼もしい設定が」と言っており普通に当たる可能性のある弾が一発あれば十分 根本的な疑問だが、「蓋然性を操作する」のにバリアみたいに弾が曲がるのは変では?正しくは何のリアクションも無く「偶然外れる」べきだと思うが、漫画的な妥協か。その方がカッチョいいしねただしこれは、「マナによる現象かどうか」を作中人物にも知らせてしまうのでただの演出以上の意味を持ってしまっている。 ハウスマンはなぜボケっと撃たれたのか。自分の弾丸が必中なのはいいが、この距離なら相打ちの可能性もあるので先制されるべきではないハウスマンの体はかりそめの物なので稀男に勝てればそれでいいただ暗殺ではなく決闘なのでちゃんと勝ちになるのか? ハウスマンは激マズジュースの缶をゴミ箱に投げて入らず入れなおすが、次に口直しに買ったジュースの缶をまた投げる。それも結局入っていなかったことがラストに明かされる。「繰り返しても同じ」の表現か なにかツッコミとか情報とかありましたら ログアウトしても書けるかテスト -- テスト (2010-06-07 15 47 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/110.html
「おのれメデューサ……」 丸ハゲの筋肉モリモリの巨大な体躯の男、水野智己は打ちひしがれていた。 殺し合いに呼ばれる以前、最後に覚えていたのは怨敵たる甘城千歌に己の両足を払われ、ポールへ肛門を直通される屈辱的な敗北の姿だ。 おそらくは死んだのだろう。 身体を鉄の棒で貫かれたのだ。流石に生きてはいられまい。 「しかし、己(おれ)は生きている。あの世……? いや」 もしここがあの世であれば、同じくメデューサ達に殲滅させられた天童組の幹部達もいるのだろうか。現状では確認のしようもないが。 「皆、すまぬ……己が不甲斐ないばかりに」 それは水野智己という男を知る者からすればありえない姿だった。 数多の極道を統べる天童組の組長であり、武闘派でもある彼はまさに唯我独尊といってもいい猛者だ。 ツキノワグマ程度なら、軽く首を圧し折れるこの男が不甲斐ない等と己を貶すなど考えられない。 しかし、甘城千歌との戦いに敗れたことでその強さに裏付けされた自信は木端微塵に打ち砕かれ、 挙句に水野が最も頼みを置く、尻穴(アス)が処女であるが故に最後の追撃を防ぎきれなかった敗因。 結果として家族と言っても差し支えない組員達の仇も討てず、無様に死んだ己に水野は強い怒りすらあった。 「主催(やつら)の妄言を聞くのは癪に障るが……良かろう。この殺し合い乗ってくれる」 ここがあの世であるのなら、殺し合いを生き延び現世に生還しメデューサ共を皆殺しにする。 そうでなくともここから早急に帰還し、奴らを殺さねば皆の弔いにはならない。 「そうと決まれば……先ずは最大の敗因たる……アスを鍛えねば」 昨日までの己を超える。限界を超える事で新たな強さを手に入れねばならない。 それほどまでの強敵であると、水野は甘城千歌のアスを認めていた。 だからこそ、一切の慢心も遊びもなく万全の態勢でこそ挑む。 「丁度いいバイブもある」 落ちていたハニワみたいな間抜けな面をしたバイブを拾い、水野は己のズボンを下ろし下半身を露出すると、潤滑剤もなくそれをアスへとぶち込んだ!!! メリィッ 「お”ッお”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”んッ!! ……耐えるのだ。この程度、あの船のポールの比ではない」 挿入(はい)ってくるッ。 「はぐ!?」 ―――この角がいかんッ!? 『船とファックしな』 心が折れそうになった時、あの打倒せねばならぬ宿敵の姿を思い浮かべる。 「甘城……千歌……! なんのこれしきッ……!!」 『シャミ子ぉー……シャミ子やー』 水野のアスの肛奥にて、バイブが誰にも聞こえない声で、この場には居ない子孫に助けを求める。 正確にはそれはバイブではなく、邪神像である。これには永遠の闇を司る魔女たるリリスが封印されていた。 しかも彼女は暗所恐怖症でもある。 要するに最悪の状況だ。 しかしそんなこと露知らず、水野智己、たった一人の孤独な戦いが今幕を開けた。 【水野智己@サタノファニ】 [状態]:アスにダメージ(大)、肛門にリリスをリリース [装備]:無し [道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3 [思考・状況] 基本方針:殺し合いに乗り、早急に帰還する 1:メデューサ達は皆殺し(特に甘城千歌) [備考] ※参戦時期は死亡後です。 【リリス@まちカドまぞく】 [状態]:邪神像に封印、精神的ダメージ(極大)、汚物塗れ [装備]:無し [道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3 [思考・状況] 基本方針:……。 1:くちゃいくちゃい……。 [備考] ※水野の肛奥(なか)に挿入(はいって)ます。
https://w.atwiki.jp/cdmusic/pages/153.html
●サム・フレンドリー Some Friendly ●ビトウィーン・10th・アンド・11th Between 10th and 11th ●アップ・トゥ・アワ・ヒップス Up to Our Hips ●ザ・シャーラタンズ The Charlatans ●テリング・ストーリーズ Tellin Stories ●アス・アンド・アス・オンリー Us and Us Only ●ワンダーランド Wonderland ●メルティング・ポット Melting Pot
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/1968.html
パーツのぱをお気に入りに追加 情報1課 <パーツのぱ> #bf 外部リンク課 <パーツのぱ> ウィキペディア(Wikipedia) - パーツのぱ Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <パーツのぱ> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <パーツのぱ> #blogsearch2 成分解析課 <パーツのぱ> パーツのぱの61%は花崗岩で出来ています。パーツのぱの13%はむなしさで出来ています。パーツのぱの9%は濃硫酸で出来ています。パーツのぱの9%は欲望で出来ています。パーツのぱの5%は鉛で出来ています。パーツのぱの2%は毒電波で出来ています。パーツのぱの1%は愛で出来ています。 報道課 <パーツのぱ> PCX125 JF81 PCX150 KF30 PCXハイブリッド 限定特価 JF84 エアクリーナーカバー ベトナム ホンダ 純正 外装 カーボン調 カスタム ドレスアップ 交換 パーツ カバー - やまとごころ.jp VRイベント「バーチャルマーケット2021」会場&出展企業第1弾が発表 - 4Gamer.net 「惚れちゃうだろ?」 ノブコブ吉村、愛車のスーパーカー「BMW i8」でみちょぱを誘惑 「……まだそんなことしてる人いたんだ」(1/2 ページ) - - ねとらぼ 『パーツのぱ(10)』(電撃コミックスEX)(7/26発売) - 週刊アスキー - 週アスPlus 『ハニカム』、『パーツのぱ』、『彼とカレット。』、週アス連載マンガが無料配信開始 - 週刊アスキー - 週刊アスキー 今週号の週アスで『パーツのぱ』が最終回を迎えた藤堂あきと先生に直撃 - 週刊アスキー - ASCII.jp 『パーツのぱ』藤堂あきと先生の新連載についてのお知らせ - 週刊アスキー - ASCII.jp 最終巻パーツのぱ(10)無事完成、7月26日に発売へ - 週刊アスキー - ASCII.jp 『パーツのぱ(6)』が6月27日に発売! - 週刊アスキー - ASCII.jp 最新刊『パーツのぱ(8)』6月27日発売のお知らせ - 週刊アスキー - ASCII.jp 『パーツのぱ』グッズが秋葉原で5月6日に買えるよ - 週刊アスキー - ASCII.jp ニコニコ静画の印刷工房で「カオス」と「パーツのぱ」の二次創作イラストを使ったグッズ販売が可能に - 週刊アスキー - 週アスPLUS 藤堂あきと「カブルモン」「パーツのぱ」連動キャンペーン - コミックナタリー 『こんぱそちゃん名刺入れ』を週アスLIVE!で販売します - 週刊アスキー - ASCII.jp 『パーツのぱ』でおなじみ、パーツショップ『こんぱそ』がアキバに出現!! 7/3(土)は週アスLIVE! 2010 SummerへGO! - 週刊アスキー - ASCII.jp 情報3課 <パーツのぱ> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ パーツのぱ このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8073.html
前ページゼロのメイジと赤の女王 「よいしょ、っと…」 軽く声を掛けて、陽子は黒焦げになった机を持ち上げた。 爆発から二時間後、ようやく目を覚ましたシュヴールズは、ルイズに教室の後片付けを命じた。その際に魔法の不使用を言い渡されたが、彼女の場合、それにあまり意味はないようだ。 しかし「失敗を恐れずに」とか云っときながら罰を与えるとは。教職に向いているとはとても思えない女性の言動にやや呆れながら、陽子は壊れた机や窓ガラスを片付け、雑巾をかける。 ルイズは徹頭徹尾仏頂面で、申し訳程度に煤のこびりついた机を拭っていた。 眉間にしわを寄せ、だんまりを決め込んでいるルイズに触るのは得策ではないだろうと、陽子も何も言わずに黙々と掃除を続ける。 重苦しい沈黙の中、聞こえるのはただ作業する物音だけだった。 「…なんか、言いたいこと、あるんじゃないの?」 ふいに、ルイズが口を開いた。 え、と陽子が振り返ると、ルイズは俯いたまま、小さな唇を戦慄かせていた。 「……なにか、って?」 ルイズの意図がわからず首を傾げる。しかしルイズはそれを嫌味か何かととったようで、途端に溜め込んでいた感情を爆発させた。 「言わせる気?!何よ、あ、あんただって、私が無能だって思ってるんでしょう?!今のでわかったでしょ、私が『ゼロ』だって! 私が魔法を使えないから、私の使い魔になるのが嫌だったんでしょ! 魔法が使えないなんて、そんなの貴族じゃないってい、言いたいんでしょ!」 「え…ちょ、」 落ち着いて、慌ててなだめにかかるが、ルイズはもう陽子のことなど目に入っていないようだった。 せっかく呼び出すことが出来た使い魔の前でまで、無様な姿をさらしてしまった。召喚も、契約も、ただの人間とはいえ成功した、だから今度こそ。 ちっぽけな期待は打ち砕かれ、今までのどんな失敗よりも鋭くルイズの胸を打った。みっともない、こどものようだと思考の隅で思いながらも、鬱屈を吐き出すようにルイズは叫ぶ。 「知識なら同じ学年の誰にも負けないわ!それだけのことはしてきたもの!ううん、実技だって誰にも負けないくらい練習した!どんな詠唱も発音まで完璧に言えるのよ! それなのに、いっつも失敗するの!ゼロ!ゼロ!ゼロ!私は、き、貴族なのよ!?誉れ高いヴァリエール!なのに魔法が使えない!だから私は貴族じゃないって、みんな言うのよ! 私は、…私は!き、貴族なのに!お母様たちのように立派な貴族になれるようにって、ず、ずっとそう思ってきたのに!そうあるよう、ずっと頑張ってきたのに!」 言ってしまった。 熱い頬と裏腹に、ひんやりと冷えている思考の隅で、ルイズは後悔した。 こどものような癇癪を起こしてしまった。ただでさえ『ゼロ』などという不名誉な称号を与えられているというのに、こんな振る舞いをしては、もう本当にただの子供ではないか。 この少年も、きっと大多数のように馬鹿にした目でルイズを見るのだ。 ほら、魔法も使えない貴族になど使われたくないと、冷めた目をして、そのくせ口ではお追従を吐いて。 それとも、変に遠慮のない彼なら声にして言うだろうか。ああ、もしかしたら、そのほうがマシなのかもしれない――――。 …罵声は、聞こえない。侮蔑の眼差しも、嘲笑も、哀れみすら。 断罪を待つようにうなだれていたルイズは、沈黙に耐え切れず少しだけ顔を上げる。おのが使い魔の顔に、失望を見るのが怖かったけれど、仕方がない。 魔法を使えないのはルイズの不徳で、彼にはふがいない主人を責める程度の権利はある。 けれど、彼は何も言わなかった。赤毛の少年はぽかんとしてルイズを見ていたが、その瞳に映る色は、感嘆、だった。 「……なによ」 その瞳が不可解で睨みつければ、彼は特に不快に思ったふうもなくゆるりと首を振る。 「いや…。ルイズはすごいなって」 「何よそれ、皮肉?!」 間髪入れずに噛み付くルイズに、落ち着いて、と静かに苦笑する。 「いいや。本心だよ。ルイズは、戦おうとしているだろう?わたしは逃げていたから。云いたいことは全部飲み込んで、必死で良い子の振りをして。 …結局、だから、わたしには何にも残らなかった」 以前剣が見せた幻を思い出し、陽子は自嘲げに笑んだ。 教師も、友人も、両親でさえ、陽子のことを得体が知れないと言い、そして、故国に陽子の居場所はどこにもなかった。 出来ることならもう一度、彼らとちゃんとした関係を築けるよう、努力したかった。そのチャンスを与えられたかった。 それを許されなかった後悔は、いまだやわらかな傷跡として、ふとした折に痛みを生じさせる。春の美しい国、その中に小さく故郷を見るたびに、陽子の胸は切なく鳴いた。 この痛みがただ穏やかなぬくもりをなすまでには、まだまだ時間がかかるだろう。 陽子の顔に影が差したのを見て取り、口ごもったルイズに、陽子はやわらかな瞳を向ける。 「努力はあなたを裏切らないよ、ルイズ。あなたが頑張っていることは、わたしが知ってる。きっと他にも知っている人がいるよ。 …そしてね、ルイズ。生まれとか、血筋とか、そういうものは、きっとあんまり関係ないんだ。あなたは貴族たろうと努力しているね。多分それが、貴族として一番大事なことで。 だからあなたは、立派な貴族なんだと思うよ」 きれいごとだ、とルイズは思った。口先だけの、下手な慰めだと。 けれど、少年の言葉はすんなりルイズの心に沁みた。彼は「自分は逃げていたから」と言ったが、多分、そんなことはないのだ。彼もまた戦っている。 だから、ルイズと同じように、何かを目指して頑張っている者の言葉だから、頑なになっていたルイズの胸の奥まで、こんなにもあっさりと届いた。 「………平民風情が、生意気言わないで」 ルイズはきつく少年を睨んだ。けれど、おそらく彼にはわかっているのだろう。微笑ましそうな碧の瞳には、耳を真っ赤に染めた少女が映っている。 さあ、と陽子はルイズに笑いかける。 「あとはわたしがやっておくよ。ルイズは顔を洗って、着替えておいで。そうしたら丁度お昼の時間だ」 * ようやく片付けも終わり、陽子が食堂に向かった頃には、既に食事が始まっていた。 「…この中に入っていくのも、なんだか気がひけるな」 用事で遅れて、ひとり授業が始まっている教室へ入っていくあの感覚だ。数十対の目がぐるんと陽子を指す。 あれいやなんだよな、と思いつつ、少ない朝食で重労働をしたため鳴き出している腹を押さえる。最後の手段として宝珠があるが、それはまだちょっと遠慮したい。 さてどうするか、と陽子が考え込んでいると、そこに救いの神が現れた。 「あら、ヨウシさん?」 「シエスタ」 空のトレイをささげた黒髪の少女は、食堂の入り口で固まっている陽子にきょとんとする。 「どうされたんですか、こんなところで?ミス・ヴァリエールはもう中で食事をされてらっしゃいますよ?」 「ああ…。ちょっと、わたしは用事があって、遅れてしまって」 今から入るのもいかがなものかと思ってね、と苦笑すれば、まあ、とシエスタは口許に手をやった。 「では、ヨウシさん、厨房へいらっしゃいません?」 「え?」 「わたしたちの賄いでよろしければ、お出しできると思いますわ」 確かにおひとりでこの中には入りづらいですね、笑うシエスタに陽子も笑う。 「…じゃあ、すまないけれど、お言葉に甘えようかな」 「はい、どうぞ」 微笑んだ少女は、楽しそうにトレイを胸に抱いた。 賄いと言って出されたシチューの味は、かなりのものだった。聞けば貴族に出す食材の余りを使っているらしいので、それは豪華なものだと感心する。 そういえば洋食を食べるのはどれくらいぶりだろう、シチューくらいなら慶でも作れるかもしれないな。 嬉々として協力してくれそうな顔と、渋い顔で嗜める顔を思い描き、どうやって石頭を言いくるめようかと考える間にも、口と手は止まらない。あっという間に完食して手を合わせる陽子に、シエスタは嬉しそうに笑う。 「本当にお腹がすいてらっしゃったんですね。おかわりもありますよ?」 「いや、もうお腹いっぱいだ。ありがとう、すごく美味しかった」 よかった、目を細めるシエスタが重そうなトレイを持っているのをみて、陽子も席を立つ。 「手伝うよ、シエスタ。昼食のお礼に」 「まあ。…それじゃあ、デザートを配るのを手伝って頂けますか?」 「わかった」 彼女の手からトレイを取り上げ、ふたり連れ立って食堂へ向かう。陽子がケーキの乗ったトレイを持ち、シエスタがそれをひとつずつ配膳する。 傍では巻いた金髪の少年が、友人らしき少年たちとなにやら賑やかに騒いでいた。 「なあギーシュ、今は誰とつきあっているんだ?」 冷やかすような調子の声に、ギーシュと呼ばれた少年は傲慢に笑う。 「つきあう?僕にそのような特定の女性はいないよ。薔薇は多くの人を喜ばせるために咲くものだろう?」 そんな会話を聞くともなしに聞いていた陽子は苦笑した。なんとも気障な台詞である。ま るでミュージカルやオペラに出てくる色男のようだ、と少年をみていると、彼のポケットから何かが転がり落ちた。あ、と陽子が声を出すと、それに気づいたらしいシエスタがトングを陽子の持つトレイに置いた。 「ちょっと行って参りますわ」 液体が入った小瓶を拾い上げるシエスタに頷き、陽子は配膳を再開する。トレイの上のケーキは既に四分の三ほど配り終えており、これならひとりでも配ってしまえる。 慣れない手つきでなんとか配り終えて、さてシエスタは、と食堂を見回した途端、少女の甲高い声が響いた。 「嘘つき!」 見れば金髪の少年が、頭からワインを滴らせ、去っていく少女を唖然と見送っているところだった。 (…痴話喧嘩かな) 金髪の少年は、先程自分を薔薇とたとえた少年だった。あれならそうであってもおかしくないな、と目を逸らしシエスタを探すが、申し訳ありません、と蚊の鳴くような声にはっとする。 そちらに視線をやれば、泣きそうな顔をしたシエスタが、少年に頭を下げていた。 「君が香水瓶を拾ったおかげで、二人のレディの名誉が傷ついた。いったいどうしてくれるんだね?」 「も、申し訳ありません…!」 「僕は君に声をかけられたとき、知らない振りをしたじゃないか。話を合わせるくらいの機転をきかせてもよかっただろう?」 「…申し訳ありません…」 ひたすら恐縮して縮こまるシエスタの姿に、怒りが沸いた。 何を言っているのだ、こいつは。 地位と権力を持って立場の弱いものをいたぶる、それは陽子の最も嫌うものだった。ずかずかと間に割って入り、シエスタを背に庇う。主上、呆れたような溜め息は聞かなかったことにした。 「…なんだね、君は?」 「ヨウシさん…」 胡散臭そうな少年の視線と、縋るようなシエスタの眼差しを受けて、陽子は少年を睨みつける。 「…見事な責任転嫁だが、そもそもの原因は二股をかけたお前にあるんじゃないのか?」 どっ、と周囲から笑いが沸く。 「そのとおりだ!ギーシュ、お前が悪い!」 ギーシュの頬に赤みが差した。怒りを取り繕うかのかのように薄ら笑いを浮かべ、鼻を鳴らす。 「…ああ、君はゼロのルイズが呼び出した平民君だったか。さすがはゼロだな、貴族に対する礼儀すら知らない輩を呼び出すとは」 「貴族を名乗るのならば、まずはそれ相応の振る舞いを身に着けろ。お前の今の言動はただの我が侭な子供の八つ当たりにしか見えなかったが」 冷ややかな眼差しに刺され、ギーシュはぎりと歯を噛んだ。平民とはいえ女性を傷つけるつもりはなかったが、これなら存分に気を晴らすことが出来る。よかろう、ギーシュは胸に刺していた薔薇を抜き取った。 「君に礼儀というものを教えてやろうじゃないか。丁度いい腹ごなしだ」 「…なるほど」 酷薄に笑んだ陽子にギーシュはくるりと背を向ける。 「場所はヴェストリの広場だ。準備が出来たらきたまえ」 取り巻きを引き連れ食堂を出て行く少年に、どこまでも気障な、と鼻を鳴らし、陽子はシエスタへ振り向いた。彼女はがたがたと震え、真っ青な顔をしていた。 「シエスタ?もう大丈夫だよ」 あいつは行っちゃったから、肩をぽんぽんと叩いても、彼女の震えはおさまらない。 「…あ、あなた、殺されちゃう…。貴族に逆らったりなんかしたら…」 「え?」 堪え切れなかったかのように、シエスタは脱兎のごとく逃げ出してしまった。…そこまで、平民に貴族の恐怖は根付いている。 やれやれ、と頭をかいたところで、目下一番の問題が陽子の背をどついた。 「何やってんのよあんた!見てたわよ!」 「ああ、ルイズ」 「ああ、じゃないの!あんた何勝手なことしてんのよ!決闘?馬鹿じゃないの!」 「えっと…」 やっぱり怒られるだろうな、とは思っていたので、苦笑しきりだ。ルイズは陽子をじろりとねめ上げる。 「謝ってきなさい。今なら許してくれるかもしれないわ」 「それは嫌だ」 即答する陽子に、予想はしていたのかルイズは大きな溜め息を吐く。 「あのね?怪我だけじゃすまないのかもしれないのよ。いいから謝っちゃいなさい。…平民は、絶対にメイジに勝てないのよ」 「…だれがそんなことを決めたの?」 「…え」 冷えた声に、ルイズは目を見張る。陽子は、静かに怒っていた。 ここ一日で大分この世界のものの考え方もわかってきた。民主主義の世で育ってきた陽子には、それが滑稽にさえ思えることも。 何故貴族であるのか――――それをわかっていない連中が多く思えるのは、ここにはこどもしかいないからなのか。 「上に立つものの、その力は何のためにある?――――民のためでなければならないはずだ」 「………」 何も言えずに口を噤むルイズに背を向ける。 「ヴェストリの広場って?」 「こっちだ、平民」 遠ざかる背中に、ルイズは吐き捨てる。 「…使い魔のくせに。なによ、平民のくせに」 それなのに、上に立つものの責任を説いた少年の眼差しは、まるで王者のようだった。 前ページゼロのメイジと赤の女王
https://w.atwiki.jp/kirino_memo/pages/13.html
★アスダについて ABC派生止めに対し、フレーム上は5Aでの反撃が可能。 つまりアスダはガードされると理論上は不利なので、サポフォローが出来ないときは控えるのが基本。 実際には全ての択に完全な対応をするのは不可能だが、状況である程度派生は読めるので対応可能となる。 ☆Aアスダそのものへの対策 余裕を持って中距離で意識しておくとよい。 ・見てから乱舞、切り札、IS、PB →アスダ意識してるときにダッシュやJCされると対応が難しい。読み合い。 ・アスダを潜らせて後ろからアスダ、乱舞、ダッシュ打撃or投げ →触りにいく飛び込みの流れで二段(バック?)ジャンプするとアスダ対空をスカせる。 ローリスクかつ相手の意識を図れるので丸い行動かもしれない。 ☆Aアスダガード時の基本 リターンの大きさ、ガード時の状況、確認のしやすさからC派生が最も優先される。 アスダの対策はC派生の対策と言ってもよい。 Cアスダ1段目のタイミングでしゃがみリフガして5A 大体はディレイCアスに合わせて2ABで良いが、それなりな桐乃使いと連戦する場合択を散らすことも必要。 Aアスダの後半からガードした場合、最速で派生せざるを得ないのでそこも判断材料。 最速Cアスダのタイミングで2ABリフガ →A派生様子見以外にはまず負けない。一応ディレイB派生相殺確認やC派生相殺確認コンブラとかはある。 ディレイCアスダのタイミングで2AB →CアスにはISで勝てるが、A派生投げor様子見に負ける。 ディレイCアスダのタイミングで2BC →A派生に勝てるがディレイCアスが暴れ潰しの形になる。
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/1324.html
■アスカロン Ⅲ 人々を恐怖に陥れた竜の頭蓋を貫いた伝説の突剣。攻撃力+168 STR×2 空き×2 Ⅳ 人々を恐怖に陥れた竜の 頭蓋を貫いた伝説の突剣。攻撃力+151 SPD×2 空き×2 元ネタはキリスト教の聖人聖ジョージが竜退治に携えた聖剣。特に外見に詳しい描写はないので突剣でも問題ない。 三層突破時点で入手できていればパイレーツ(サブパイ)無双も夢じゃない。 ちなみにその聖ジョージに関する書物として最も有名な「黄金伝説」には名前すら登場しない。「剣を抜いて竜を殺し」の一文があるだけ。かなりキナ臭い ↑彼は助けた国に改宗を迫る為、一旦竜を生捕にしており、その際には口を刺し貫いて倒している。もっともこのシーン、多くの絵画に残るがほとんど全て槍を使っている。「ドラゴンキラー」=「槍」の認識を西欧人が持つ程度には槍である。はて? 竜殺しは槍じゃなくて剣だってウェアなんとかさんが言ってた 人々を恐怖に陥れたが何に掛かってるのか少々分かりにくい説明文である 人々を恐怖に陥れ、竜をも殺すほどの力を持つ、伝説の剣。…ソウ◯イーターのアイツか? Ⅳでは古空の支配者のドロップから作成可能。SPDスロット2で、かなり有用。 アストロンとは関係ない うちのソド子がこれでもかってくらい使い古して引退後に「エスパダもアスカも懐かしいな…」とつぶやいてた。アスカと呼んだ理由はアスになるとしたがカロンになるからだろう。彼女もゲーム好きだな… ジョリーロジャーを持っている場合、いつ買い替えるか、もしくは買い替えないかで迷う 聖人譚といえば聞こえがいいが、要はキリスト教信者が地方に乗り込み、御神体や神殿を打ち壊したりする乱暴狼藉に過ぎない。ちなみに聖ジョージが倒した悪竜は土着の宗教の象徴である。 某ソシャゲでは冤罪剣と呼ばれている ドラゴンの口を刺すんだったら槍のが良いわ 汝は竜、罪ありき! コメント
https://w.atwiki.jp/damascusgear/pages/16.html
デルフィン 名前 レアリティ 部位 最大レベル 必要コスト 物理攻撃力 光学攻撃力 命中率 リロード スキルスロット数 成長タイプ アギラ ET 背中 20 2 1400(2800) -(-) C D 0 普通 アギラ・アス ET 背中 20 6 1800(3600) -(-) C C 0 普通 アギラ・レイ UM 背中 40 14 1800(5760) -(-) C C 3 晩成 リウビア ET 背中 20 4 1600(3200) -(-) C D 0 普通 リウビア・アス ML 背中 30 5 1800(4500) -(-) C B 0 早熟 セロ・リウビア UM 背中 40 16 (6900) -(-) C B 2 バリエンテ ML 背中 30 9 -(-) 1800(4680) B C 1 晩成 バリエンテ・アス UM 背中 40 12 -(-) 2300(6900) C C 1 普通 セロ・バリエンテ UM 背中 40 16 -(-) (8100) C C 2 ブルヘリア UM 背中 40 12 -(-) 2000(6000) C B 0 早熟 ブルヘリア・アス HE 背中 50 16 -(-) 2400(8400) C B 1 普通 ブルヘリア・ウル FS 背中 50 25 -(-) (10500) S B 3 イグレシア HE 背中 50 20 -(-) 2100(7350) B A 1 早熟 イグレシア・アス HE 背中 50 30 -(-) 2400(8400) B A 2 イグレシア・ウル FS 背中 50 30 -(-) (8375) A S 3 バスラル HE 背中 50 25 2500(8750) -(-) A D 3 不明 バスラル・アス HE 背中 50 30 (10325) -(-) A E 3 バスラル・ウル FS 背中 50 30 (12500) -(-) SSS E 3 メリクリキャノン HE 背中 50 1 1000(3500) -(-) B C 2 普通 クアドラド・アス FL 背中 200 20 -(-) (14550) S G 3 ius 名前 レアリティ 部位 最大レベル 必要コスト 物理攻撃力 光学攻撃力 命中率 リロード スキルスロット数 成長タイプ メンダーク ET 背中 20 2 1400(2800) -(-) B D 0 普通 メンダークⅡ ET 背中 20 6 1700(3400) -(-) B C 0 普通 メンダークⅢ UM 背中 40 14 2000(6400) -(-) D D 3 晩成 ドロースス ET 背中 20 4 1800(3600) -(-) D C 0 早熟 ドローススⅡ ML 背中 30 5 2000(5000) -(-) C D 1 普通 サッピール ML 背中 30 9 -(-) 2000(5000) C D 1 普通 サッピールⅡ UM 背中 40 12 -(-) 2100(6720) C C 0 晩成 フォルテト UM 背中 40 12 2100(6720) -(-) C C 0 晩成 フォルテトⅡ HE 背中 50 16 2400(8880) -(-) C C 2 晩成 ファルクタス HE 背中 50 20 2200(7700) -(-) A C 1 早熟 ファルクタスⅡ HE 背中 50 30 2500(8750) -(-) A C 2 アロッガー HE 背中 50 25 2400(8400) -(-) A C 3 アロッガーⅡ HE 背中 50 30 (8750) -(-) C A 0 アロッガーZ FS 背中 50 30 (11250) -(-) SSS C 3 C.N.M. 名前 レアリティ 部位 最大レベル 必要コスト 物理攻撃力 光学攻撃力 命中率 リロード スキルスロット数 成長タイプ ペネレイト ET 背中 20 2 1400(2800) -(-) C C 0 早熟 ペネレイト改 ET 背中 20 6 1700(3400) -(-) C C 1 普通 ペネレイトSP UM 背中 40 14 1800(5400) -(-) D B 3 普通 ヒートレイン ET 背中 20 4 1700(3400) -(-) D D 1 早熟 ヒートレイン改 ML 背中 30 5 1900(4750) -(-) C C 1 普通 真ヒートレイン UM 背中 40 16 2600(7800) -(-) E A 2 ディバイダー ML 背中 30 9 2200(5500) -(-) C D 1 普通 ディバイダー改 UM 背中 40 12 2000(6400) -(-) C D 2 晩成 フォトン UM 背中 40 12 -(-) 2000(6400) C C 0 晩成 フォトン改 HE 背中 50 14 -(-) 2400(8880) A B 0 晩成 アドミラル HE 背中 50 20 3000(10500) -(-) E E 1 早熟 アドミラル改 HE 背中 50 30 3600(12600) -(-) E E 0 スケアクロウ HE 背中 50 25 3750(13125) -(-) D E 0 スケアクロウ改 HE 背中 50 30 (10850) -(-) D C 3 スケアクロウ極 FS 背中 50 30 (14375) -(-) C C 3 ジェネラス HE 背中 50 10 -(-) (9100) B C 3 アツガ 名前 レアリティ 部位 最大レベル 必要コスト 物理攻撃力 光学攻撃力 命中率 リロード スキルスロット数 成長タイプ デスペナルティ AF 背中 70 4 -(-) 1300(5850) C C 1 普通 デスペナルティ+ AFE 背中 100 8 -(-) 1300(7800) B C 3 エクスシア AF 背中 70 8 -(-) 1600(7200) C C 1 不明 エクスシア+ AFE 背中 100 16 -(-) 1300(9600) C C 2 不明 セレスティアル+ AFE 背中 100 12 -(-) 1500(9000) B C 3 普通 タスラム+ AFE 背中 20 (8700) -(-) A D 2 不明 ベルゼビュート+ AFE 背中 100 22 (6000) (9000) E A 0 不明 機体名 コメント すべてのコメントを見る ミスりました エクスシア、エクスシア+共にリロードBです -- (名無しさん) 2013-06-04 12 32 59 両方ともリロBです -- (エクスシア) 2013-06-04 12 31 56 管理者様へ 直接編集したので私が記載したコメントを消して頂けないでしょうか? -- (修羅丸) 2013-02-26 19 40 31 ■デルフィン 名前:バスラル レアリティ:HE 部位:背中 最大レベル:50 必要コスト:25 物理攻撃力:-(-) 光学攻撃力:8750(2500) 命中率:A リロード:D スキルスロット数:3 成長タイプ:不明 ■アツガ 名前:エクスシア レアリティ:AF 部位:背中 最大レベル:70 必要コスト:8 物理攻撃力:-(-) 光学攻撃力:7200(1600) 命中率:C リロード:C スキルスロット数:1 成長タイプ:不明 ■アツガ 名前:エクスシア+ レアリティ:AFE 部位:背中 最大レベル:100 必要コスト:16 物理攻撃力:-(-) 光学攻撃力:9600(1600) 命中率:C リロード:C スキルスロット数:2 成長タイプ:不明 -- (修羅丸) 2013-02-26 17 58 54
https://w.atwiki.jp/14sure74/pages/139.html
その日、建国来の現象がゲル・ドランを襲っていた。 国一番の祭事、格闘大会が例年にない盛り上がりを見せたのだ。 当初、開催時期が変更されたことにより、興行収入の低下が懸念されていた。 にも拘らず格闘大会は例年以上の盛り上がりを見せ、国全体が嘗て【かつて】ない熱気に包まれていた。 「いやぁ~凄かったなぁ~!」 「ああ、惚れ惚れしちまったよ!」 「そうだな~、強かったし、それに美人だったもんなぁ・・・。」 酒場で机を囲んだ男達は口々に感銘の声を漏らす。 彼らは皆、格闘大会を観戦した帰りだった。 「これでもちょっとは眼に自信あったんだが、結局最後まで何が起きたのか殆ど見えなかったぜ・・・。」 「あの二人は強いなんてもんじゃねえ。化物だぜ。俺達が捉えようってのが土台無理な話なのさ。」 彼らの今宵の肴【さかな】、それは今年の格闘大会に旋風を巻き起こした女性二人組の話題だった。 始めは二人の眼にも留まらぬ早業についての話だった物が、いつしかどちらの女性が好みかという話に変わりつつあった。 「俺はあの赤い髪の女性の方が好みだなぁ。ワイルドな傷痕がたまらんぜ♪」 「ネス・・・って言ったっけ。彼女は去年の大会でも、圧倒的な強さで優勝したって聞いたぜ。流石だよな。」 「彼女もいいが、俺は相方のアメリアって娘【こ】の方が気になってる。」 「名家のお嬢様っぽい見てくれなのに、去年優勝者に負けず劣らずの強さだったもんなぁ。そのギャップがいい♪」 「つーか、お前は単純に幼女好きなだけだろぉー。」 彼らの豪快な笑い声が酒場に響き渡る。しかし、それを疎ましく思う存在はなかった。 なぜなら、今宵は国中が彼女らの話題で賑わいざわめいているからだ。 建国来、初めての熱い夜は更ける。人々の関心は明日の本選を彼女らがどう戦い抜くかに集中していた。 ~~~~ 翌日の競技場は前日以上の賑わいを見せ、入りきれなかった多くの人々がせめて雰囲気だけでも味わおうと競技場を取り囲んでいた。 「ラスぅ~・・・大丈夫かぁ~・・・?」 「ええ、なんとか・・・。」 何とか競技場に入ることができたタクトとラスは、芋を洗うような混雑を見せる観客席で揉苦茶にされていた。 その途中、二人は昨日の段階では見受けられなかった応援旗を見かける。 「人気だな・・・ネス達。」 (この世界でも所謂”親衛隊”ってのは出てくるもんなんだな・・・。) 「そうですね。出場しなくて良かったですよ・・・。」 タクトは応援旗に書かれている言葉を目で追ってみる。 (『ネス様素敵』とか『アメリア様万歳』とかはまだいいが、『ネス様に叩かれたい』とか『アメリア様に踏まれたい』って・・・。) 実際に彼女らに叩かれたり踏まれたりしたら、恐らく命はないだろう。 タクトは件の旗を力いっぱい振っている狂信者に向けて小さく十字をきった。 そうこうしている内に、会場に設置された丸い本選試合用舞台に実況担当の人間が現れる。 そして、本選試合の開始を宣言し一組ずつ本選出場の選手を紹介していった。 「――――最後に登場しますは、今大会で大旋風を巻き起こしている優勝最有力候補の美女二人組!!」 観客の視線が一斉に選手の入退場口に集中する。 騒がしかった会場内が一瞬にして無音になる。 実況者は大きく息を吸った後、その名を叫んだ。 「ネス、アメリア=L=リリス組です!!」 その直後、大陸全土を震撼させんばかりの歓声と拍手が巻き起こり、彼女らの入場を歓迎した。 しかし、彼らの待望する二人は中々姿を現さなかった。 「・・・はて?どういうことでしょうか?現れませんね・・・。」 次第にどよめきだす観客、運営本部が少しずつ遽しくなっていく。 運営本部の指令で案内係が動き出した頃、入退場口から渦中の二人組が駆け足で登場した。 「まったく!貴女がいつまでも寝ていたせいで遅刻ですわよっ!棄権扱いにされていたら一生怨みますわっ!」 「だったら起こしてくれたって・・・!!」 「何度も起こしましたわっ!『後5分したら起きる』の一点張りだったのは貴女ですことよ!」 二人は激しい口論を交わしながら会場内に入り、立ち止まって睨みあう。 「でもちゃんと5分後に起きたじゃねーか!アンタこそ、何が『髪型がキマらない』だ!」 「人前に出る前に身なりを整えるのは、女性として当然の行為ですわっ!」 「知るかっ!私はそんなことしたことねーぞ!」 「そんな女性、貴女だけですわよっ!」 「第一、んなもんどーせすぐグチャグチャになるだろーがっ!」 鼻息荒く睨みあう二人を放っておくと、いつまで経っても先へと進めないと判断した実況者は間に割って入ることにした。 「あのー・・・。」 「なんだ!?」「なにか!?」 「ひぃぃっ!・・・あっ、あのですね、その・・・時間の方が押してまして・・・。」 「・・・あ゛っ。」 二人は会場に到着していたことに気付いていなかった。 実況者に促されて周りを見てみると、何千何万という人間が唖然とした表情で自分達のことを見ていた。 「あ、アハハハ・・・そっかぁ、時間ねぇのかぁ・・・スマンスマン・・・。」 「ヤ、ヤダわぁ・・・私【わたくし】としたことが、うっかりしてましたわぁ・・・うふふふ・・・。」 二人は気まずい雰囲気を感じ取り、慌てて取り繕った。 それから二人は実況者に先導されて舞台上にあがり、本選試合のルールや組み合わせについての説明を受けた。 時間が無制限になったこと、2名とも1度完全に気を失うか場外に落ちない限りは敗北にならないこと、舞台が大きな円形1つになったこと。 そして、2名同時に舞台に上がることが可能になったことが大きな違いで、他は予選試合のルールと大差が無かった。 「――では、これより本選第1試合を始めます。他の選手は一度控え室にお戻りください。」 実況者の合図で、本選出場者達はネスとアスの組とその対戦相手を残し控え室へと誘導されていった。 ネスは大きく伸びをしたり跳ね回ったりしながら口を開いた。 「私らが最初か♪腕が鳴るぜ♪」 「・・・ネスさん。」 「ん?なんだ?アス。」 「この試合、私一人でやらせて頂きますわ。」 「・・・いいぜ。好きにしな。」 ネスは隣に立っていたアスの申し出をあっさり受け入れると、アスの肩を軽く叩いた。 そして踵を返し、背中合わせに遠ざかって行きながらネスはアスへと問いかけた。 「・・・助けてやんねーぞ?」 「フフッ。この私が、貴女に助けを求めると思って?」 「・・・だな。」 アスの答えにネスは軽く鼻で笑いながら切り返し、自ら場外へと降りてしまった。 「・・・おっと?ネス選手、試合開始前に場外へ下りてしまいましたが何か問題でも起きたのでしょうか?」 ネスの行動を不思議に思った観客の気持ちを実況者が代弁する。 ネスは彼らの疑問を気にすることなくその場に胡坐をかき、笑顔でアスに向かって手を振った。 「・・・キミ、いいのかね?」 審判がアスに近寄り最後の意思確認をする。 先の一部始終を聞いていたとはいえ、このままでは彼女は自ら不利な状況を招くことになるからだ。 「ええ。始めてくださって構いませんわ。彼女も賛成してくれましたもの。」 「・・・そうか。キミ達が構わないと言うのならば、始めよう。」 審判は最初の立ち位置へ戻ると両手を上げ、試合開始直前の合図をした。 「おおっと!?どうやら、彼女は一人で戦うつもりのようです!?」 実況者の一言で会場内が心配と激励の声で埋まる。 「確かに予選試合では圧倒的強さを見せ付けた彼女ですが、この状況では2対1となってしまいます!」 実況者は観客が懸念している不安要素を解説する。 「流石の彼女でも、強者二人を同時に相手をすることは無謀と言えるでしょう!大丈夫なのでしょうか!?」 「――以上でルール確認は終わりとする。では、これよりガルン、バラン組とネス、アメリア組の試合を開始する!」 試合開始の合図と同時に、観客の期待を一心に背負ってアスは大きく前進する。 その口元には不敵な笑みが浮かんでいた。 (『大丈夫なのでしょうか?』ですって?・・・正直、ちょっと自信ありませんわ。) 相手はこの大会の影で阿漕【あこぎ】な真似をしているお偉方が、自分達を何が何でも討ち取るべく送り込んできた刺客だ。 少なくとも2対1でも余裕で勝てるような生ぬるい相手は寄越してこないだろう。 見た目は冴えない小太りの男と自分よりも背丈のない小男だが、それが逆に彼らの真の実力を推し量りにくくしている。 アスはほんの少しだけネスを下ろしたことを後悔する。 (彼女、チームプレイは苦手と見てまず間違いありませんわ。それならば、ヘタに出てこられても邪魔なだけですわよ。) アスは彼女を下ろした理由を反芻【はんすう】し、自信へと変換する。 そして、最後に自分を奮い立たせるとっておきの一言を心に浮かべる。 (何よりこの程度で他人の手を借りるのは、疾風銃狂【ゲイルトリガーハッピー】の名が許しませんわっ!) アスは真っ直ぐ突撃してくる小男、ガルンを力強く見据えて距離を詰める。 程なくして二人は連撃の応酬に入った。